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海外ドラマの録画海外ドラマのコレクションに便利な録画機器について(2004年11月)
HDD内蔵DVDレコーダー今家電店で売れ筋のハイブリッドレコーダー。テープなしで簡単に録画してDVDに残せることから大変人気があります。各社から次々と最新モデルが投入され、価格も手頃なレベルまで下がりつつあります。DVDという高画質でコンパクトなメディアに記録できますので、高品質で膨大な番組ライブラリーを構築するのに適しています。最近は多くの番組がDVDでリリースされていますが、DVDレコーダーを購入すれば別途DVDプレーヤーを購入することなく、市販ディスクを楽しむことができます。 海外ドラマといえば2か国語放送が標準的ですが、機種・記録フォーマット等によっては片方の言語(音声)しか記録できないものもあり、購入の際は注意が必要です。製品によってはスカパーの放送と連動する機能があるものもあります。
D-VHS ビデオデッキ
ディジタル方式でHD(ハイビジョン)放送の記録が可能なビデオデッキです。iLINKの付いたSKYPerfecTV!/地上デジタル・BS・110度CSデジタルチューナーを繋ぎ、ディジタルのまま番組を録画することができます。最近は製品も少なくなり、衰退しつつあります。製品によって、デジタル放送のストリーミング記録にのみ対応しているもの、アナログ放送の録画にのみ対応しているもの、それらの両方に対応したものがあります。従来のS-VHS/VHSも利用可能で、ゴーストリダクション機能の付いた製品もあり、日立の製品には英語字幕を表示できるCCデコーダーを内蔵したものもあります。HDで記録されたビデオソフトもごくわずかではありますが販売されているようです。 あまり知られていませんが、iLINK経由でパソコンにデジタルストリームを取り込むことができます。2004年4月からコピー制御が開始されるまでは、BSデジタルのHD放送を無劣化で取り込むことができました。 テープを使用する以上、ドロップアウトやテープ巻き込み等の可能性があり、保存性もDVDに比べて良くありません。また、早送り・巻戻しによる番組の頭出しは、DVDレコーダー等に比べて不便といわざるを得ません。D-VHSテープの代わりにS-VHSテープを使う手も有り、メディア・コストを激減させることができますが、ドロップアウトの確率が高くなるかもしれません。HDD・DVDレコーダーと違い、普通のVHSビデオ同様二か国語放送の録画に対応しているようです。ヘッド等の消耗部品を含みますので、中古の購入は避けた方がよいでしょう。
Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)、HD DVD
どちらもDVDの後継となる次世代大容量ディスクの規格です。現在のDVDではHDコンテンツの記録ができませんが、これらの登場によりそれが可能となります。ブルーレイ陣営にはソニー、松下、HP、Dell、HD DVD陣営にはNEC、東芝などの企業が名を連ねます。今の所どちらも歩み寄る気配はなく、一方的に自フォーマットの優位性を主張しています。
パソコン最近はTVチューナーを搭載したワイド液晶付属のモデルをよく見かけます。また、「追加すればパソコンがDVDレコーダーに変身」と謳うビデオキャプチャボードもあります。パソコンを使うと、普通に番組を録画するだけでなく、自由自在に編集を行い、デザインにこだわったメニューの付いたDVDに残すことも可能になります。TMPGEnc DVD Authorのように二か国語放送に対応したDVD作成ソフトもあります。 しかしながらDVDレコーダーのような番組録画に特化したハードウェアに比べ、安定性や手軽さの面では劣るかもしれません。ビデオキャプチャボードを使用する場合はインストールや設定などで相性による不具合が生じるかもしれません。他の録画機器と併用することでより適した録画方法が構築できるかもしれません。
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