海外ドラマ・ファンのサイト Kaidra.NET
トップページ ウェブリング ニュース 掲示板 リンク

海外ドラマの受信

近年増えつつある、さまざまな海外ドラマの受信方法について(2005年7月)

 

地上波アナログ

   マスプロ 超高性能UHFアンテナ LS-14TMH
写真はマスプロのデジタル放送向け超高性能UHFアンテナ LS-14TMH。

関東ではVHFアンテナがあればNHK・主要民放が受信できるため、UHFアンテナが取り付けられていない場合があります。その場合UHFアンテナを加えると、TVK(テレビ神奈川)やMXTVなどの独立UHF局を受信できることがあります。これらの局では海外ドラマを扱っていることが少なくありません。3・4千円程度を投資してUHFアンテナを購入することで、さらにいくつかの番組を視聴する機会が得られるわけです。UHFアンテナは地上デジタル放送に使用しますので買っておいて損はないでしょう。


地上波デジタル

   Panasonic TU_MHD600
地上デジタル放送用チューナー。内蔵型テレビもある。

デジタル方式のためゴーストや混信ノイズのないHD(ハイビジョン)放送が楽しめます。デジタル放送では1つの局が同時に複数の番組を放送でき、NHKデジタル教育では週末に海外ドラマ枠を長時間設けて、過去に放送した番組の一挙再放送を行っています。それを除くと放送内容は基本的にアナログと同じのようです(サイマル放送)。現在のところ放送エリアは首都圏の一部に限られており、また、受信用チューナーは4万円以上と、結構高価です。

世間では専ら高画質であると宣伝されていますが、伝送帯域が6MHzと限られているため、シーンによってはデジタル圧縮特有のノイズが発生する場合があります。映像をより大きなテレビに映した場合、画像の緻密度は従来とさほど変わらなくなってしまいます。また、全ての番組がHDで収録されているわけではなく、SD(標準品質)を変換しただけの番組が多くあるようです。

 

BSアナログ

アナログ標準画質の衛星放送です。NHKのBS1、BS2、WOWOWがあります。CS放送に比べると番組数の割に視聴料が高いと感じるかもしれません。WOWOWの場合、代理店等のキャンペーンを利用すると導入費用をかなり抑えられます。

 

BSデジタル

  
BS・110度CS対応アンテナ

HDに対応したデジタル方式の衛星放送です。放送内容は、NHKのBS1、BS2はアナログのそれと同じ(サイマル放送)で、民放は地上波とは別編成です。海外ドラマの場合ステレオ二か国語放送が楽しめるようです。BSアナログの衛星と同じ位置にある衛星を使用しているので、既設のBSアンテナをそのまま使って受信できる場合があります。地上デジタル同様、デジタル圧縮特有のノイズが発生する場合があります。BSアナログと同様、キャンペーンを利用するとお得に加入できる場合があります。

 

CSデジタル

  
スカパー受信セット

東経124度・128度の衛星を使用したSKY PerfecTV!です。画質はSD(標準品質)ですが、複数の海外ドラマ専門局を含む多数のチャンネルがあります。チャンネルによって二か国語放送の方式は異なり、モノラルとステレオの2種類があります。ステレオ方式の場合1度に両言語を録音することはできませんが臨場感のある放送が楽しめます。デジタル圧縮を行っているため、チャンネルによっては地上波アナログ放送よりも画質が悪い場合があります。

最近はSONYと韓国のHUMAXのチューナーしか見かけなくなりましたが、HUMAXのチューナーはあまり評判が良くないようです。各局や代理店の行うキャンペーンにより安価に導入できるかもしれません。集合住宅の場合はアンテナの設置条件により導入が困難な場合があります。

 

110度CSデジタル

BSと同じ110度の衛星を使用したデジタル放送です。そのため1つのアンテナでBSと110度CSを受信することができます。受信用チューナーもBSデジタルチューナーと一体になっています。SKY PerfecTV!110とepのサービスがあります。CSデジタルとおおよそ同等のラインナップです。一部HD放送があります。

 

ケーブルテレビ(CATV)

各家庭までケーブルを引く方式です。住んでいる地域がサービスエリアであれば加入できます。通常CATV会社は同じ地域に1つしかありませんので会社の選択は不可能です。ケーブルが引かれていない場合は工事が必要であり、それなりの費用がかかったり、集合住宅では導入が困難な場合があります。

通常の地上波アナログ放送・BSアナログ放送のほか、CSに見られる海外ドラマやニュース等の専門局があります。専門局のラインナップは各CATV会社により異なります。CATV会社によってはBSデジタルや地上デジタルを視聴可能にしている所もあります。インターネット接続サービスを提供している所もあります。

 

光ファイバー

  
Web Caster X400V Bフレッツ

NTTのBフレッツを使用した4th Mediaでは、最大40チャンネルの専門局を放送しています。Bフレッツなどのプロバイダーを契約される際はキャンペーンを利用すると初期費用や月々の費用がお安くなります。

オプティキャストによるスカパー!対応光ファイバーTVでは、スカパーのほぼ全チャンネルのほかに、地上アナログ、地上デジタル、BSアナログ、BSデジタルが視聴できます。これはNTT東日本の映像通信網サービスを使用した、アンテナが設置できないマンションを対象としたサービスであり、使用する光ファイバーはBフレッツのものとは異なります。

 

インターネット・ストリーミング

最近はブロードバンドの普及によりストリーミングで視聴できるサイトも増えてきました。2005年に始まったGyaOではファースケープや韓国ドラマなどを放送していて、ADSL程度の回線でも十分な画質で視聴することができます。

 

モバイル衛星

  
3.5V型TFTカラー液晶モバイル放送(モバHO!)受信機東芝 MTV-S10

モバHO!のチャンネルONEでは韓国ドラマやニコロデオンのアニメを放送中です。小型端末用で、普通のテレビでの視聴に堪えるものではないようです。

 

海外衛星

BSやCS以外の、海外の衛星を受信する方法です。多くの放送はDVBという国際標準方式を使っていますので、対応チューナーを購入すれば、それらのチャンネルを受信できます。アンテナは45cm〜500cmと、受信するチャンネルによって必要なサイズがまちまちです。個人で機器の購入・設置が可能ですが、ある程度の専門知識を仕入れる必要があります。国内の大手企業が行っているようなサービスとは異なり、チャンネルによっては放送停止といった高いリスクを認識する必要があります。ムラカムのような海外衛星を使用した日本向けサービスや(サービス終了)、Wardのように受信ノウハウをウェブサイトで提供している機器販売店、海外衛星ファンのサイトなどがあります。

各種キャンペーン

現在ご紹介中のキャンペーンはありません。

Banner